2014/10/28

メンバーがつくったおもちゃとWSの感想 ~Ⅰ~

こんにちは!メンバーの林です。
今回から実際に、ベトナムのたんぽぽ保育園で私たちが、園児と一緒につくったおもちゃを紹介し、そのワークショップについての感想を述べたいと思います。
では、まず私、林から皆さんに述べたいと思います。

私がつくったのは

折り紙・薗部式多面体

です。これが正式名称らしいです。

これをワークショップでつくろうと思ったのは、折り紙という日本独自のベトナムには無いものを子どもたちに教えることで、いい刺激を与えたかったからです。更に私の担当する園児が最年長の5歳児ということで、おもちゃをつくって遊ぶという工程の中で、特につくる方の工程を頑張ってみようと思い、手の感覚を駆使してつくる折り紙を教えてみようと決めました。また、つくれたときの達成感がすごいだろうとも思ったからです。

教えるのは多面体の中でも一番簡単な四面体(のようなもの)。
これは3つのパーツから成るもので、園児には、このパーツの1つを折らせて、残り2つは私があらかじめ折ったものを与えて組み立てさせることにしました。

しかし、発案当初から、本当に園児がつくれきれるかどうかという懸念に悩まされました。
その為、ワークショップ前日に急きょ、1日目は紙飛行機をつくることにしました。

1日目
こんな感じで教えました。
が、しかし予想よりはるかに園児は手が器用で、紙飛行機は皆つくりきることができました!
つくった後は実際に皆で飛ばしましたが、この時、一斉に皆でやるとカオスになると思いグループごとに飛ばしました。飛ばしてる子以外は非常におとなしく待っており、そうしたところにも大変驚かされました。
1日目はこれで終了。


2日目
ついにメインの四面体の出番です。
前日紙飛行機を難なく折った彼らなら楽勝かと思ったら、前日とは一変、やはり四面体は難しかったのか、折り紙の向きを逆に折ったり、組み立てにてこずる子が続出しました。
しかし、他のメンバーやおもちゃコンサルタントの方のヘルプによってなんとか皆つくりきることが出来ました、あ~よかった~

出来た後の様子

皆非常に楽しくつくってくれました! ありがとう!

そして最後に私自身が30個のパーツでつくった60面体を見せました。




これに対しての皆の反応はというと・・・


皆、びっくり!とってもいい反応をしてくれてこちらの思わず笑顔になりました!
そして、私がつくったものはすべて保育園に差し上げました。


このワークショップをして、子どもの笑顔には人種も国も関係なく、等しく人を笑顔にする力があることを改めて気付かされました。そして、ずっとこうした笑顔でいてもらう為にも、このようなワークショップを続けていきたいと思いました。
私が子どもたちに教えたことよりも、彼ら、彼女らから私はもっといろんな大事なことを教えてもらってしまったなと思い、これを一生の財産にしていきたいと思います!










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